FAQ-よくあるご質問

PTC FLEXnetライセンスサーバーのマニュアル更新の方法

公開日:2023.05.11  

更新日:2024.03.18

Topics: PTC Creo Parametric(Pro/ENGINEER), 環境設定・インストール, PTC Creo, PTC Creo Parametric


PTC製品-国内No.1代理店、株式会社 理経。PTC Creo、PTC Windchill、PTC Mathcad、PTC Arbortext IsoDrawの情報はRIKEI3D.JPをご覧ください。PTCライセンスサーバーのマニュアルインストール(手動)の方法をご紹介します。

PTC社の Creo Parametric のバージョンが上がる事で、FlexNet Admin License Server(lmadmin) のバージョンも上げる必要が有る場合があります。
そのような場合はライセンスサーバを再インストールして対応をしますが、その他にFLEXnetの特定のプログラムをマニュアルで入れ替える事でバージョンアップする事が可能です。

本ページでは、マニュアルで更新する方法をご紹介します。

FLEXnetのマニュアル更新の方法

以下の手順で更新を実施します。

  1. ライセンスサーバーソフトウェアのダウンロード
    以下PDFの2ページより 、最新版のLmgrd版のソフトウェアをダウンロード します。
    最新版Ver.11.19.6.0(2024.3.15時点)
    PTC License Download Page




  2. ライセンスサーバーソフトウェアをフォルダに格納
    ZIPファイルの中身を作成済のフォルダに格納します。
    ダウンロードが完了したらzipファイルの中身を任意のフォルダにコピーします。下の例ではC:\Download\PTC\flex11.19.1.0_x86e_win64 フォルダにコピーされています。

  3. サービスの停止
    サービス一覧画面を表示します。スタートメニューの「プログラムをファイルの検索」欄に「サービス」と入力すると素早くアクセスできます。


    サービス管理画面を表示しサービス「lmadmin_ptc」を右クリックし「停止」を選択します。


  4. FLEXnetライセンスサーバの旧プログラムを移動
    下記フォルダに移動し、「Backup」フォルダを作成します。
    C:\Program Files\PTC\FLEXnet Admin License Server\x86e_win64\obj


    作成したフォルダに、下記プログラムを移動します。
    ・lmgrd.exe
    ・lmtools.exe
    ・lmutil.exe
    ・ptc_d.exe

  5. (2)で解凍したプログラムを(4)のフォルダにコピー
    解凍したプログラム(lmgrd.exe / lmtools.exe / lmutil.exe / ptc_d.exe)を下記フォルダにコピーします。
    C:\Program Files\PTC\FLEXnet Admin License Server\x86e_win64\obj

  6. サービスの開始
    サービス管理画面を表示し、サービス「lmadmin_ptc」を右クリックし「開始」を選択します。


    【注意】もしFLEXnetのサービス(lmadmin_ptc)が開始しない場合は、(4)で移動したプログラム4種を、下記フォルダに上書きコピーして元の状態に戻してください。
    C:\Program Files\PTC\FLEXnet Admin License Server\x86e_win64\obj
以上でPTCライセンスサーバーのマニュアル更新作業は終了です。
Advanced Assembly Extensionと構想設計の良い関係

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