FAQ-よくあるご質問

PTC Creo Parametricで図面ビューの位置を固定する方法

公開日:2018.03.15  

更新日:2018.03.15

Topics: ヒントとテクニック, PTC Creo Parametric(Pro/ENGINEER), 図面

PTC Creo Parametric (Pro/E Wildfire)の図面では、設計変更で形状が変更されたり、アセンブリの構成部品の増減があると配置した図面ビューが移動することがあります。このイメージは部品の変更に従い移動するビューを重ね合わせたものです。この記事では図面ビューの位置を固定する方法をご紹介します。

Creo ParametricやPro/E Wildfireで図面ビューが移動してしまうイメージ

デフォルトのビュー配置では

図面ビューはビューの中心を基準として配置されます。そのため以下の図のように形状が変化するとビューの中心が変化していきます。
次の図はデフォルトのビュー基準が「ビュー中心」で配置されている図面です。部品の形状が変更されて中央の図から寸法が表題欄にかぶってしまいました。

Creo Parametricのビューが部品の変更とともにずれている。表題欄に寸法がかかってしまった

位置を固定するには

図面ビューが形状や構成部品の変更、増減に対して影響を受けずに位置を固定するには、図面プロパティの基準カテゴリ内のビュー基準を「ビュー中心」から「アイテム上」に変更し、変化することのない組図であればアセンブリの、部品図であれば部品のデフォルト座標系を指定します。こうすることでビューの位置は常に固定されます。

Creo Parametricの図面ビューのプロパティ

部品の形状が変更されてもビューの位置が固定されているので、寸法が表題欄にかぶってしまうことはありません。

20180314-ptc-creo-hint-technique-how-to-keep-position-of-view-img_04.png


PTC Creo ロゴ

Advanced Assembly Extensionと構想設計の良い関係

FAQの更新情報

FAQの新規追加情報や、更新情報を送りしております。ご連絡を希望される方は、下記にEメールアドレスをご登録ください。

PTC Creo Parametric パッケージのご紹介資料