PTC Creo Parametric 3.0から図面内で作成した寸法の値が中央に自動的に配置されなくなりました。ここではCreo 2.0以前のように作成した寸法の値が自動的に中央に配置される方法をご紹介します。
Pro/Engineer Wildfireの時代からPTC Creo 2.0までは、図面内で作成した寸法の値は自動的に中心に配置されていました。ところがCreo 3.0以降ではマウスの中ボタンを最後にクリックした位置で中心から大きくずれてしまうことがあります。これは寸法の作成方法が変わったことと同じく仕様変更によるもののようです。
自動的に中央に配置するには
作成した寸法の値が自動的に中央に配置されるようにするには以下のコンフィギュレーションオプション(config.pro)を追加します。これでCreo 2.0以前のように寸法作成時にデフォルトで中央に値が配置されます。
auto_center_dimension yes
デフォルトの値はnoとなります。このオプションはPTC Creo 3.0以降で有効です。