PTC Creo Parametric 4.0で追加された詳細オプション(図面設定(.dtl))でシンボルフォントを制御する
シンボルフォント変更
PTC Creo 4.0からシンボルフォントが変更になりました。デフォルトではシステムのもつTrueTypeフォントが採用されました。このフォントを制御しているのがsymbol_fontオプションです。
symbol_font
symbol_font 値
値: asme, iso, legacy デフォルトはasme
新しいフォントは従来の表示よりもより太く表示されます。何も指定していない場合は、デフォルトのasmeが採用されます。
拡大してみると見た目が完全に異なります。上は新しいTrueTypeフォントなので非常に滑らかですが、従来のフォントはラインフォントなので多角形になっています。
従来のフォントを使用するにはsymbol_fontの値をlegacyにします。
Creo 4.0で作成した図面の場合は、ファイル>準備>図面プロパティの詳細オプションから変更が可能です。
Creo 3.0以前のリリースで作成された図面はこのオプションが自動的にlegacyに設定されますので古い図面を開いたらフォントが変わっていたということはないようです。