PTC Creo Parametric 4.0では、config.supで設定されたオプションが、config.proやデフォルトで設定されたオプションと明確に区別できるようになりました。
config.sup
config.supはユーザーが上書き設定できないオプションファイルです。supファイルには、Creo Parametricの社内で必ず変更してはならないオプションが記述されます。
これまでのsupオプションの表示
Creo Parametric 3.0まで、オプションダイアログに他のオプションと同じ体裁でsupオプションは表示されていました。またsupはユーザーが変更できないオプションであるのに変更が可能なように見えていました。
Creo Parametric 4.0からのsupオプションの表示
Creo Parametric 4.0からのsupオプションは、アイコンが南京錠になりより明確になりました。それだけでなくオプションの値もグレー表示になり、いままでのように値を変更できるかのような錯覚もおこりません。
従来のバージョンではユーザーが変更したオプションが変更できないが、よく調べてみるとsupオプションであったということが時折見受けられました。Creo Parametric 4.0からはユーザーはsupオプションであることを迷わずに判断できると思います。