Creo Parametric 4.0 M010よりPTC Thingworx View( Vuforia )を利用して拡張現実を体験する機能が追加されました。
拡張現実を体験する
拡張現実を体験するには以下の方法を実施します。拡張現実(Augumented Reality:AR)を体験するにはPTCユーザーアカウントが必要になります。
体験にはCreo Parametric 4.0 M010以降のリリースが必要です。F000ではご利用いただけません。
拡張現実で使用するデータをパブリッシュ
- Creo Parametric 4.0 で部品またはアセンブリをオープンします。
- ツールタブ:拡張現実グループの「ThingMarkを追加」をクリックし、ThingMarkの配置を制御します。Thingmarkダッシュボードの緑のチェックボタンを押して配置を完了します。
ThingMarkはモデルツリーのフッターに配置されます。 - モデルをパブリッシングをクリックします。
- 表示されるエクスペリエンスモデルをパブリッシュダイアログで、モデル名を入力します。ThingMarkを選択し、すでに作成したThingMarkを選択します。選択はモデルツリーのフッターからも可能です。最後にOKボタンをクリックします。
*初めてパブリッシュを実施する場合には、ログイン画面が表示されます。このログイン画面には、お持ちのPTCアカウントとパスワードを入力してログインします。
以上でThingworx Viewで見るためのデータアップロードは完了です。
メッセージ領域にはCreo Viewファイルが作成されました。と表示されますので、ここではViewデータを作成してPTCのサーバーにアップロードしているものと思われます。
この体験では、どこのサーバーにアップロードしているのかわかりませんし、パスワードなどの保護もありませんのでアップロードするデータには十分にご注意ください。 - パブリッシングに成功ダイアログで「閉じる」ボタンをクリックします。
Thingworkエクスペリエンスサーバーにモデルをアップロードします。 - 最後にThingMarkを印刷をクリックして自分のThingMarkをプリントします。
Thingworx View( Vuforia )で閲覧
拡張現実モデルをご覧になるには、無料のThingWorx Viewをダウンロードしてご利用ください。
iPhone iPadなどiOSを使用したApple製品対応のThingworx Viewはこちらから
https://itunes.apple.com/jp/app/thingworx-view/id1076700285?mt=8
androidを使用した製品に対応したThingworx Viewはこちらから
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.ptc.vuforiaview&hl=ja
フリーミアムライセンス(Freemium License)について
今回ご紹介した機能はフリーミアムライセンスにより、最大で5つのモデル(部品またはアセンブリ)データをパブリッシュ(アップロード)できます。5つを超えてパブリッシュした場合には古いデータから順に削除されます。体験モデルはパブリッシュから6か月を経過するとサーバーから自動的に削除されます。