FAQ-よくあるご質問

PTC Creo Parametric Essentialsパッケージについて

公開日:2016.02.04  

更新日:2017.11.15

Topics: ライセンス・サポート関連, PTC Creo, PTC Creo Parametric

PTC Creo Parametric Essentialsパッケージと、昔のPro/ENGINEER Foundation Advantage( Foundation XE )は、どのような違いがありますか?

PTC Creo Parametric (Pro/E) Foundation XE vs. Essentials Package

Foundation Advantage とFoundation XE

まず以前販売されていたFoundation Advantage とFoundation XEですが、こちらはパッケージの名称が異なりますが同じ製品構成のようです。ちなみにXEはExtended
Edition (拡張版)の略です。どちらも、もっともっと以前に販売されていた当時最も基本パッケージであったFoundationが機能拡張し、Foundationよりもアドバンテージがありま すので、そのようなネーミングになったのではないでしょうか。Foundationパッケージの機能をざっくりと記載すると、ソリッド部品モデリング、ソ リッド板金(シートメタル)モデリング、アセンブリ作成、図面作成で最も基本的な機能で構成されています。Foundation Advantage(XE)では、基本機能に加えて自由曲面を作成する機能、アセンブリ簡略表示機能、機構解析機能(MDX)などが追加されています。拡張されたエディションとはまさにこのことです。

Essentials

さて、本題である2015年2月4日現在、最も基本的で、販売価格もパッケージ内で最も安価な構成であるEssentialsはどうでしょうか? 拡張(Extended Edition)という言葉はありませんが、実は拡張されています。拡張された機能は、Creo Flexible Modelingというダイレクト編集機能です。この機能を使用することでフィーチャーを意識せずに急な部品修正を実施したり、インポートした履歴の無い形状に対して、修正を実施したりできる強力な機能です。PTC Creo 3.0から搭載されたUniteテクノロジーを活用すれば、CATIA、Solidworks, NX, SolidEdge, Inventorなど、他社CADのネイティブデータを直接読み込んで、アセンブリの構成部品としての使用や、Creo Parametric内で修正も実施できます。
以上、歴代の基本パッケージの機能をまとめると、以下の表のようになります。

ダイレクト編集機能    
機構解析  
簡略表示  
自由曲面作成  
3D設計基本機能
  • ソリッド部品作成
  • シートメタル部品作成
  • アセンブリ作成
  • 図面作成
パッケージ名 Foundation Foundation XE Essentials

このように確認してみると、基本パッケージも、どんどんと強力になってきていることが判ります。
2016年3月25日までの期間限定で、PTC Creo Parametric Essentialsパッケージの特別価格キャンペーンを実施しております。詳細はこちらのページをご覧ください。

 

注)
*2015年2月4日現在の情報です。パッケージ構成に関しましては、今後予告なく変更されることもありますので、予めご了承ください。
*Uniteテクノロジーによる他社CADデータの読み込みは、PTC Creo Parametric 3.0から利用可能で、Foundation, Foundation XEライセンスでもご利用いただけます。
*Creo Flexible Modelingは、Foundation, Foundation XEライセンスではご利用いただけません。同ライセンスで利用する場合、追加でオプションを購入する必要があります。
*上記機能比較は厳密にライセンスを比較したものではなく、ユーザーが主に使用する機能に関してのみ記載したものです。

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