レポートテーブル

テーブルに、自動的にアセンブリモデルまたは部品モデルから取得した情報(パラメータ値など)を表示することができます。この機能を「レポート機能」と呼びます。レポート機能を使用して、アセンブリの部品表の作成や、部品表を参照してBOMバルーンをビューに追加できます。

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リピート領域

テーブルに「リピート領域」を設定することで、関連モデルの情報を自動的にテーブルへ表示されます。参照先のモデルに変更が加えられると、レポートテーブルも自動的に更新されます。

リピート領域に表示される情報は、領域内の各セルに入力した「レポートシンボル」によって決まります。例えば、アセンブリ図面でリピート領域のセルに、レポートシンボル「asm.mbr.name」を入力した場合、自動的に関連するアセンブリの構成部品名が表示されます。

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レポートシンボル

アセンブリ部品表に関連してよく使用されるレポートシンボルには、以下の種類があります。

  • asm.mbr.name:構成部品の名前を表示します
  • asm.mbr.type:構成部品のタイプを表示します
  • asm.mbr.<ユーザー定義>:構成部品のユーザー定義パラメータを表示します
  • rpt.index:リピート領域の各アイテムに指定されている番号を表示します
  • rpt.qty:アイテムの数量を表示します

 

 

レポート領域の設定

1.リピート領域を設定する行を選択 > ミニツールバー「(リピート領域を追加)」

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2.レポートシンボルを入力するセルをダブルクリック

3.レポートシンボルを順にクリック
例)rpt.qtyの場合、「rpt」>「index」の順にクリック

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4.同様に他のレポートシンボルも入力

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5.「データ」グループ >「テーブル更新」

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リピート領域の編集

リピート領域を編集します。

1.「テーブル」リボンタブ >「データ」グループ >「 リピート領域」

2.「属性」> リピート領域をクリック

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3.「重複なし」

4.「終了 / 戻る」

5.「終了」

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属性タイプ

属性には、以下の種類があります。

  • 重複するアイテムの制御

重複(デフォルト):複数使用されている構成部品を各行に表示
重複なし:複数使用されている構成部品を1回だけ表示
重複なし/レベル:複数使用されている構成部品をサブアセンブリごとに1回表示

  • パラメータのレベルの制御

フラット(デフォルト):トップレベルのアイテムのみ表示
再帰:すべてのレベルのアセンブリのパラメータを表示

 

 

BOMバルーン

部品表(以降、BOMと呼ぶ)テーブルを使用して、アセンブリ図面のビューに構成部品の
位置と数を表示できます。BOMテーブルのセルを選択 または BOMバルーンを選択すると、該当するBOMバルーン または BOMテーブルのセルがハイライトされます。

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1.「テーブル」リボンタブ >「バルーン」グループ >「バルーン作成」タイプ >「バルーン作成 - すべて」(「バルーン作成 - ビュー使用」など)

2.BOMバルーンを選択 > 右クリック「接続を編集」 > BOMバルーンを移動

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