分解ステートとは

「分解ステート」では、構成部品を移動した表示を作成できます。
作成した分解ステートを使用して、図面を作成することができるため、「分解図」「組立手順書」などに使用されます。

 

 

分解ステートの作成

分解ステートを作成します。

cpb_211000_01

1.グラフィック内ツールバーの「(ビューマネージャ)」

2.「分解」タブ >「新規」> 分解ステート名を入力 >「Enter」キー

3.分解ステートが選択されている状態で「編集」メニュー >「配置を編集」

cpb_211000_02

4.「移動タイプ」を選択 > 移動する構成部品を選択

5.座標系の軸方向にカーソルを置き、構成部品をドラッグで移動

cpb_211000_03

6.「OK」

7.「分解」タブ >「編集」>「保存」> 分解ステート名を確認して「OK」

cpb_211000_04

 

 

 

構成部品の移動タイプとオプション

移動タイプには、以下の種類があります。

  • 「直線移動」

座標系の軸方向に直線移動します。移動参照を選択すると、ドラッガの方向が変化します。

  • 「回転」

移動参照を中心軸にして回転します。

  • 「ビュー平面」

画面に平行に構成部品を移動します。

 

 

構成部品の位置変更

以下のオプションを使用して、構成部品の位置を変更できます。

cpb_211000_05

  • 「位置をコピー」

選択した構成部品から別の構成部品に分解位置をコピーします。

cpb_211000_06

1.「オプション」タブ >「位置をコピー」

2.移動する構成部品を選択

3.「位置のコピー元」「ここをクリックしてアイテムを追加」をクリック 

4.移動を参照する構成部品を選択 >「適用」

5.「閉じる」

  • 「分解ステートの切り替え」

選択した構成部品の位置を、元の位置と定義中の位置との間で切り替えます。このオプションを使用して、構成部品の位置をリセットできます。

  • 「子と一緒に移動」

選択した構成部品と一緒にその子が移動します。

cpb_211000_07

1.「オプション」タブ >「子と一緒に移動」チェックボックスを「オン」