パターンフィーチャーとは
「 パターン」フィーチャーは、フィーチャーや構成部品(アセンブリの部品)を1度に複数コピーできます。ここでは、部品のフィーチャーをパターン化する方法を説明します。
パターン化は、フィーチャー単品だけでなく、フィーチャーのグループもパターンできます。
基本のパターン
基本操作で使用するパターンには、以下の種類があります。
- 直線パターン
直線方向にパターンを作成します。方向参照は、平面、エッジ、寸法を使用します。平面やエッジを使用するパターンを「 方向パターン」、距離寸法のパラメータを使用する「 寸法パターン」に分けられます。
- 回転パターン
軸を中心に放射線状に時計回りにパターンを作成します。
- 参照パターン
パターンリーダー(パターンの親)を参照しているフィーチャーをパターン化することで、自動的にパターンメンバー(パターンの子)にもフィーチャーが作成されます。
下図の例では、パターンリーダーにラウンドを追加してパターン化すると、自動的にメンバーにもラウンドフィーチャーが追加されています。
その他のパターン
基本操作で使用するパターン以外に、以下のパターンタイプがあります。
- 穴埋め(フィル)パターン
スケッチフィーチャーによって定義される領域を、パターン化するフィーチャーやフィーチャーのグループで埋めつくします。
- テーブルパターン
パターンテーブルを使用して、フィーチャー、構成部品、グループの複雑なパターンや不規則なパターンを作成できます。
- カーブパターン
既存のカーブを参照として選択することで、フィーチャーまたはフィーチャーのグループのカーブパターンを作成できます。
- 点パターン
選択したデータム点にパターンを配置できます。
パターンリーダーとパターンメンバー
パターンフィーチャーは、パターンの親となるフィーチャーと複製された子フィーチャーから構成されます。パターンの親を「パターンリーダー」、その子を「パターンメンバー」と呼びます。