ドラフトフィーチャーとは
「 ドラフト」フィーチャーは、モールド部品や鋳造部品の仕上げフィーチャーとして、または斜めのサーフェスを作成する場合に使用します。
「ドラフト」フィーチャーは、以下のアイテムで構成されます。
- ドラフトサーフェス
勾配を付けるサーフェス。ドラフトサーフェスとして、1つまたは複数のサーフェス、ループサーフェスを選択できます。
- ドラフトヒンジ
ドラフトを作成した後もサイズが変わらないモデル上の位置。ドラフトサーフェスはこの平面との間の交線を回転軸として回転します。物理的に交差している必要はありません。ドラフトヒンジとして、データム平面、サーフェスなどを選択できます。
- 抜き方向
ドラフト角度の方向。
抜き方向の参照に平面を選択した場合、抜き方向とドラフトヒンジはデフォルトで同一です。方向参照を基準にしてドラフト角度の方向が定義されます。方向参照として、データム平面、平面サーフェス、エッジなどを選択できます。
- ドラフト角度
-89.9°~+89.9°の範囲で値を指定することができます。負の値を指定またはダッシュボードの「角度を反転」をクリックして、ドラフト角度を付ける側を反転して、モデルに材料を「追加」または「除去」します。
ドラフトの作成
1.「モデル」リボンタブ >「エンジニアリング」グループ >「ドラフト」
2.ドラフトをつけるサーフェスを選択
3.ドラフトヒンジの「ここをクリックして...」をクリック
4.ドラフトの基準になる 平面 / エッジ / 軸 を選択
5.ドラフト角度を入力
6.抜き方向が反対の場合、「(抜き方向を反転)」
7.材料除去方向が反対の場合、「(角度を反転)」
8.「OK」