押し出し

「 押し出し」フィーチャーは、2Dスケッチをスケッチ平面に対して垂直に押し出して、形状を作成するフィーチャーです。

cpb_111000_01

 

 

ソリッド押し出し

cpb_111000_02

1.「モデル」リボンタブ >「形状」グループ >「押し出し」

2.スケッチ平面を選択

cpb_111000_03

3.スケッチャーで断面をスケッチ

cpb_111000_04

4.「OK」

5.ダッシュボード または「オプション」タブより、「深さ」タイプを選択

「 変数」の場合は値を編集、「 参照指定」の場合は参照を選択

cpb_111000_05

 6.押し出す方向が反対の場合は、ダッシュボードの「 (反転)」または矢印をクリックして、「押し出し方向」を反転

cpb_111000_06

7.「OK」

 

 

押し出しフィーチャーの断面のスケッチを編集したい場合、「配置」タブの「編集」をクリックします。または、グラフィックウィンドウ上をクリックして、ミニツールバー「(内部スケッチを編集)」をクリックします。

cpb_111000_07

 

 

材料の除去(カット)

通常、押し出しフィーチャーを作成するとモデルに追加されますが、「材料を除去」オプションを使用してモデルから除去(カット)できます。

cpb_111000_15

1.ダッシュボードの「材料を除去」

 

 

押し出し深さ

押し出し深さのオプションで、押し出しの量や範囲を指定します。

cpb_111000_08

1.ダッシュボード または「オプション」タブより「深さ」タイプを選択

 

押し出し深さには、以下のタイプがあります。

  • 変数(デフォルト)

深さを数値で指定(片側)します。

  • 対称

深さを数値で指定(両側振り分け)します。

  • 次へ

次のサーフェスまで押し出します。

  • 全貫通

モデル全体を貫通します。主にカットで使用されます。

  • サーフェス指定

指定したサーフェスまで押し出しします。 ※断面は選択したサーフェスを通過する必要があります。

  • 参照指定

指定したアイテム(サーフェス、平面、点など)まで押し出します。

 

また、「オプション」タブにてスケッチ平面から断面が押し出される深さを、「サイド1」「サイド2」で別々に指定できます。

cpb_111000_09

 

 

 

スケッチ方向

スケッチビューの方向は、スケッチ平面を指定した際のモデルの方向から自動的に設定されます。スケッチビューの方向を変更するには、「スケッチ設定」にて変更します。データム平面やサーフェスには「表」「裏」があり、ビューの回転方向は「表」の向きを定義します。

cpb_111000_10

 

下図の場合、スケッチビューの方向は、「RIGHT」データム平面の法線方向が「右」を向く設定になっています。モデルの矢印は、スケッチビューの方向です。

cpb_111000_11

1.(スケッチモード)「設定」グループ >「スケッチ設定」

2.回転方向の参照フィールドを選択

cpb_111000_12

3.新しい参照を選択

cpb_111000_13

4.回転方向を変更

cpb_111000_14

5.「スケッチ」

 

 

内部スケッチと外部スケッチ

スケッチ型フィーチャーで使用するスケッチ断面は、フィーチャーの定義中に作成する以外に、事前に作成したスケッチフィーチャーを使用することもできます。
フィーチャーの作成途中で作成するスケッチを「内部スケッチ」、スケッチフィーチャーを「外部スケッチ」とよびます。「外部スケッチ」は複数のフィーチャーで使用できます。

cpb_111000_16