Creoの起動
Creoの起動は通常、デスクトップのショートカットアイコンより起動します。このショートカットより起動することで、あらかじめ設定されたお客様環境で起動します。
ファイルを開く
「ファイルを開く」ウィンドウからファイルを選択して、モデルを開きます。
1.「ファイル」メニュー >「 開く」
2.ファイルを選択
3.「開く」
- 「プレビュー」
ウィンドウの上部にある「プレビュー」をクリックして選択したファイルをプレビューできます。
- 「サーチ」フィールド
ウィンドウの右上にある「サーチ」フィールドにファイル名の一部を入力すると、該当するファイルのみ表示されます。例えば「bolt」と入力すると、ファイル名に「bolt」を含むファイルが表示されます。
フォルダブラウザ
コンピュータ上やネットワーク上にあるフォルダをブラウズできます。フォルダブラウザは「ナビゲータ」タブの横のタブよりアクセスします。フォルダを選択すると、Webブラウザにフォルダ内のファイルが表示されます。
フォルダブラウザは、「共通フォルダ」と「フォルダツリー」に分かれています。
- 「共通フォルダ」
主に利用するフォルダが配置されています。
セッション中:現在セッション中(Creoのメモリ)のファイル
デスクトップ:デスクトップのファイル
ワーキングディレクトリ:現在のワーキングディレクトリのファイル
最近:最近使用したファイル
- 「フォルダツリー」
コンピュータ内のフォルダ構造をブラウズできます。
ワーキングディレクトリの設定
「ワーキングディレクトリ」は、ファイルを開いたり保存したりするための指定フォルダです。新規に作成したファイルは、ワーキングディレクトリに保存されます。
起動時の環境設定でワーキングディレクトリは指定されていますが、Creo起動後に変更することもできます。
1.「ファイル」メニュー >「セッションを管理」>「 ワーキングディレクトリを選択」
2.フォルダを選択
3.「OK」
ウィンドウを閉じる
開いているウィンドウを閉じます。すべてのウィンドウを閉じても、Creoは終了しません。
1.「ファイル」メニュー >「 閉じる」
複数ウィンドウの操作
Creoでは、複数のウィンドウを同時に開いてそれぞれに別のモデルを表示できます。ただし、作業出来るウィンドウはアクティブなウィンドウのモデルのみです。
アクティブなウィンドウの場合、タイトルバーのモデル名の横に「✓(アクティブ)」と表示されます。ウィンドウを切り替えると、自動的にアクティブなモデルも切り替わります。
1.「ビュー」リボンタブ >「ウィンドウ」グループ >「 ウィンドウ」> 表示するモデル名を選択
セッション中(システムメモリ)のファイル
作成および編集したファイルは、システムメモリ(RAM)内に保存されます。このシステムメモリに保存されているモデルを「セッション中」モデルと呼びます。
Creoを終了またはセッション中モデルを消去するまで、システムメモリに保存されています。そのため、編集途中で誤ってウィンドウを閉じてしまってもセッションに保存されているので、再度モデルを開いて編集を続けることができます。
1.「ファイル」メニュー >「 開く」
2.共通フォルダの「セッション中」
セッションを消去
Creoでの操作はCreoを終了するまでセッションに保存されるため、システムメモリを圧迫してしまいます。定期的に不必要なセッションを消去することをおすすめします。
「非表示消去」ツールを実行することで、開いているウィンドウ以外のセッションが消去されます。
1.「ファイル」メニュー >「セッションを管理」>「 非表示消去」
2.「OK」
Creoの終了
Creoを終了します。複数のウィンドウを開いている状態でも、Creoを終了できます。
1.「ファイル」メニュー >「 終了」
2.「はい」