Creoの操作画面には、以下の領域があります。
①「ファイル」メニュー
ファイルに関するコマンドメニューが表示されます。ファイルやモデルの情報を
管理できます。
②クイックアクセスツールバー
頻繁に使用するコマンドが表示されます。これらのコマンドは、作業しているモードやリボンタブに関係なく使用できます。クイックアクセスツールバーをカスタマイズして、コマンドを追加できます。
③リボン
Creo 10.0で使用するコマンドの大部分が含まれています。Microsoft Officeのリボンインタフェースと同様に、コマンドがタブとグループによって整理されています。
④ダッシュボード
フィーチャーの作成または修正するときに表示されます。ダッシュボードで断面のスケッチや値、オプションを定義します。
⑤グラフィック内ツールバー
グラフィックウィンドウ内に表示され、頻繁に使用するツールやモデルの表示フィルタがあります。グラフィックツール内に表示されるツールとフィルタをカスタマイズすることもできます。
⑥グラフィックウィンドウ
モデルが表示されます。モデルの操作以外に、フィーチャーの作成および修正をできます。エッジなどのエンティティを選択すると、実行できるツールのショートカットメニュー「ミニツールバー」が表示されます。
⑦フォルダブラウザ
コンピュータ上やネットワーク上にあるフォルダをブラウズできます。
フォルダブラウザは、共通フォルダとフォルダツリーに分かれています。
- 共通フォルダ
フォルダへのショートカットがリストされています。フォルダを選択すると、フォルダツリー および ブラウザで所定のフォルダに移動します。
- フォルダツリー
コンピュータ内のフォルダ構造をブラウズできます。
フォルダツリーで選択したフォルダのコンテンツは、ブラウザに表示されます。
⑧モデルツリー
ファイルを開くと、インタフェースの左側面に表示されます。
モデルツリーには、フィーチャーまたは構成部品が作成順に階層リストで表示され、それらのフィーチャーや構成部品の表示ステータス(非表示、抑制)も示されます。
⑨Webブラウザ
Creoに埋め込まれているコンテンツビューアです。フォルダブラウザと連係して動作し、WebページのブラウズやWindchill 製品を利用する際にも使用します。
⑩ステータスバー
モデルツリーやWebブラウザの表示のオン/オフを切り替えるアイコンや、メッセージログが表示されます。この他に、モデル通知、サーチ、選択フィルタなどもあります。
⑪ミニツールバー
選択したジオメトリに基づいて、よく使用されるツールが「ミニツールバー」に表示されます。ミニツールバーのアイコンをクリックすると、そのツールが実行されます。
「ミニツールバー」が表示された状態でマウスカーソルを移動すると、非表示になります。再度表示するには、右クリック(右長押し)でショートカットメニューを表示するか、ジオメトリを選択しなおします。
⑫ショートカットメニュー
ジオメトリやフィーチャーを右クリック(または右長押し)すると、実行できるツールのショートカットメニューが表示されます。