FAQ-よくあるご質問

PTCライセンスサーバーのマニュアルインストールの方法

2017.11.06

Topics: PTC Creo Parametric(Pro/ENGINEER), 環境設定・インストール, PTC Creo, PTC Creo Parametric


PTC製品-国内No.1代理店、株式会社 理経。PTC Creo、PTC Windchill、PTC Mathcad、PTC Arbortext IsoDrawの情報はRIKEI3D.JPをご覧ください。PTCライセンスサーバーのマニュアルインストール(手動)の方法をご紹介します。

PTC Creo Parametric 2.0以降のインストールメディアに同梱されるライセンスサーバーはFlexNet Admin License Server(lmadmin) 11.Xとなりました。Creo Parametricなどのインストールメディアからライセンスサーバーをインストールすることが一般的ですが、メディアからのインストールができないようなケースがあります。このような場合は、インストーラを使用せずにマニュアルでLmgrd版のライセンスサーバーをインストールする必要があります。

FLEXnetのマニュアルインストールの方法

以下の手順でインストールを実施します。

  1. フォルダの作成
    まずはライセンスサーバーソフトウェアを格納するフォルダを作成します。ここでは例としてflexnetというフォルダをCドライブ直下のPTCフォルダ内に作成し格納していきます。
    C:\ptc\にflexnetというフォルダを作成

  2. ptc.optファイルの作成と格納
    ptc.optファイルを1)で作成したフォルダ内に作成します。新規テキストドキュメントを作成して名前と拡張子(.opt)を変えるだけです。
    作成したptc.optファイル
  3. ptclmgrd.logファイルの作成と格納
    ptclmgrd.logファイルを1)で作成したフォルダ内に作成します。新規テキストドキュメントを作成して名前と拡張子(.log)を変えるだけです。
    作成したptclmgrd.log。このファイルにログファイルが書き込まれる。
  4. ライセンスファイルの作成と格納
    PTCから送付されてきたライセンスファイルをflexnetフォルダにコピーして、ファイル名をlicense.datにします。変更したlicense.datをテキストエディタを利用してライセンスサーバーのPC名、ptc_d.exe、ptc.optのパス、ptc_dの使用するポート番号を記述します。
    例として
    ライセンスサーバーの名前:RIKEI-PC
    MACアドレス:12-34-56-78-90-55
    ptc_d.exeとptc.optファイルがC:\ptc\flexnet\にある場合
    以下のように記述します。
    記述前
    SERVER __HOSTNAME__ PTC_HOSTID=12-34-56-78-90-55 7788
    DAEMON ptc_d __PTCD_PATH__

    記述後
    SERVER 3D-RIKEI PTC_HOSTID=12-34-56-78-90-55 7788
    DAEMON ptc_d C:\ptc\flexnet\ptc_d.exe C:\ptc\flexnet\ptc.opt 7789

    PTC FLEXnetライセンスファイルの変更例
  5. ライセンスサーバーソフトウェアのダウンロード
    ライセンスサーバーソフトウェアをダウンロードします。
    PTCハードウェアプラットサポートから「PTC FLEXnet Publisher」を選択し「Hardware Notes- PTC License Server」ページを表示します。
    PTC FLEXnet Publisherを選択する
    ドキュメント内のリストからLicense ManagerのタイプがLmgrdのライセンスサーバーファイルをダウンロードします。下の図ではLicense ManagerのタイプがLmgrddでバージョンが11.14のソフトウェアがリストアップされています。32bit版と64bit版ではダウンロードするものが異なりますので注意します。ダウンロード時にPTCアカウントでのログインが必要になります。カスタマーアカウントが有効でないとダウンロードできません。
    PTC FLEXnetライセンスサーバー11.14のダウンロード画面


  6. ライセンスサーバーソフトウェアをフォルダに格納
    ZIPファイルの中身を作成済のフォルダに格納します。
    ダウンロードが完了したらzipファイルの中身を任意のフォルダにコピーします。下の例ではC:\PTC\flexnetフォルダにコピーされています。
    flexnetフォルダにコピーされたPTCライセンスサーバーソフトウェア
  7. LMTOOLSの実行と設定
    lmtools.exeを管理者として実行します。
    LMTOOLS.exeを管理者として実行する
    Config Servicesタブを選択し、
    Path to the lmgrd.exe fileのBrowseボタンをクリックし配置したlmgrd.exeを指定します。
    Path to the licenseのBrowseボタンをクリックし編集保存したlicense.datを指定します。
    Path to the debug log fileのBrowseボタンをクリックしptclmgrd.logを指定します。
    Service Nameにサービスの名前を[ FLEXlm server for PTC ]と記述します。
    Use ServicesとStart Server at Power Upにチェックを入れて、Save Servicesをクリックします。
    LMTOOLSによるサービスの設定
    ダイアログで「はい」ボタンを押してlmtoolsを終了します。
    PTC LMTOOLS設定後のダイアログ
  8. サービスの設定
    サービス一覧画面を表示します。スタートメニューの「プログラムをファイルの検索」欄に「サービス」と入力すると素早くアクセスできます。
    Windowsのサービス一覧を表示する
    サービス管理画面を表示し作成したサービス「FLEXlm server for PTC」を右クリックしプロパティを表示します。
    サービス一覧からFLEXlm Server for PTCのプロパティを表示する

    スタートアップの種類はデフォルトで自動(遅延開始)が選択されています。
    開始をクリックするとライセンスサーバーが開始します。
    PTC FLEXlm Server for PTCサービスを開始する
    ログオンタブでローカルシステムアカウントにチェックをいれて適用>OK
    サービスプロパティのログオンタブを設定する

    スタートアップの種類が自動に設定されているので次回PC起動時には自動的にサービスが起動しライセンスサーバーが機能します。
以上でPTCライセンスサーバーのマニュアルインストール作業は終了です。
Advanced Assembly Extensionと構想設計の良い関係

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