FAQ-よくあるご質問

PTC Creo Parametric(Pro/E)でライセンスを借用する方法

2017.07.04

Topics: 環境設定・インストール, ライセンス・サポート関連, PTC Creo

Creo Parametricの借用ライセンスの機能を活用するとライセンスを一時的に持ち出すことができます。ライセンスサーバーから切り離しても起動ができるので出張などでの使用に大変便利な機能です。

PTC Creo Parametricのライセンス借用スタート画面

注意)本記事では、製品の起動バッチファイルの編集を実施します。

  • バッチファイルを不適切に編集したことによってコンピュータやソフトウェアに問題が生じても、弊社は一切の責任を負いませんので、あらかじめご了承ください。
  • バッチファイルの編集は、各自の責任でご実施ください。
  • 事前にバッチファイルのバックアップを行うようにしてください。
  • ライセンスの借用には、ライセンスサーバーがボローライセンス(BORROW LICENSE)を使用している必要があります。

借用時に実行するバッチファイルの変更

この編集は日本語環境においては、借用プロセス(ライセンスボロー)で問題が発生するため実施するものです。英語環境での使用の場合、本編集は不要です。ここでは借用画面の英語言語化と借用期限を変更する環境変数をバッチファイルに記述します。

  1. ライセンスの借用に使用するバッチファイルを編集します。
    編集するバッチファイルは、proe_borrow.bat  (Pro/ENGINEER Wildfire 2.0から5.0、Creo Elements/Pro 5.0)、または ptcborrow.bat (PTC Creo Parametric 1.0以降)です。使用バージョンによりバッチファイル名と格納されている場所が異なるので注意が必要です。
    これらのファイルは、以下の場所にあります。


    Pro/E Wildfire シリーズ( 2.0から5.0)
    インストールディレクトリ\bin\proe_borrow.bat
    例)C:\ptc\proeWildfire 4.0\bin
        C:\ptc\Creo Elements\Pro5.0\bin
    Pro/ENGINEER Wildfire 4.0におけるproe_borrow.batの格納場所の例




    Creo Parametricシリーズ
    インストールディレクトリ\parametric\bin\ptcborrow.bat
    例)C:\ptc\Creo 2.0\Parametric\bin
        C:\ptc\Creo 3.0\M120\Parametric\bin
    PTC Creo 3.0 でptcborrow.batの格納されている場所の例



    ファイルを見つけたら、右クリックメニューから編集を選択します。
    ptcborrow.batを右クリックして編集

  2. メモ帳で以下のように、編集(追記)して保存します。


    * 変更前
    @echo off

    set MC=unset
    if "%PROCESSOR%" == "INTEL_64" set MC=ia64_nt
    if "%PROCESSOR%" == "INTEL_486" set MC=i486_nt
    ....


    * 変更後
    @echo off
    set PRO_LANG=C
    set LM_BORROW_DURATION=14

    set MC=unset
    if "%PROCESSOR%" == "INTEL_64" set MC=ia64_nt
    if "%PROCESSOR%" == "INTEL_486" set MC=i486_nt
    ....


    *LM_BORROW_DURATIONの値は、ライセンス借用ダイアログの初期の借用日数です。14の代わりに適当な数字を与えても構いません。



借用バッチファイルの実行

編集後、ptcborrow.bat またはproe_borrow.batを実行してライセンス借用を行います。

  1. ptcborrow.bat またはproe_borrow.batを実行し、借用ダイアログを表示します。
    20170404-ptc-creo-hint-technique-borrow-llicense-img_05.png

  2. 「Startup Configurations」から借用するライセンスを指定します。
  3. 「Borrowing Period in Days」で借用日数を指定します。0にすると当日の23:59にライセンスを返却します。当日返却は1でないことに注意してください。期間についてはStart DateとEnd Dateで日付による確認が可能です。
  4. 最後に「Start」ボタンをクリックするとライセンスを借用してPro/EまたはCreo Parametricが起動します。
  5. PRO_LANG変数によって英語版で起動します。正しく起動したらPro/EまたはCreo Parametricを終了します。
  6.  最後にライセンスサーバーに接続できるネットワークから切り離してPro/EまたはCreo Parametricを通常起動します。


借用ライセンスに関する関連リンク

 


01_ptc_creo

 

Advanced Assembly Extensionと構想設計の良い関係

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