FAQ-よくあるご質問

PTC Creo、Pro/Eのライセンスが未返却状態になった時の対応方法

2016.02.15

Topics: ヒントとテクニック, ライセンス・サポート関連, PTC Creo, PTC Creo Parametric

Creo ParametricやPro/EはFlexnet(Flexlm)というライセンス管理ソフトからライセンスを取得して起動します。ところが、もう使用していないのに、ライセンスサーバーに未返却(掴んだまま)の状態に陥ることがあります。この状態だと、ライセンスを未返却のPCだけでなく、他のPCもそのライセンスを使用することができません。そんな時は、ptcflush(ピーティーシーフラッシュ)ユーティリティーを使って未返却ライセンスを強制的に返却することができます。

PTC Creo、Pro/Eのライセンスが未返却状態のイメージ

ptcflushの使用方法

  1. まずは、ptcstatusで状況を確認します。コマンドプロンプトを起動したら、図のように入力してEnterキーを押します。
    コマンドプロンプトからptcstatusを実行する
    ここでは、コマンドをフルパスかつダブルクォーテーション(")で囲んでいます。ここが大切です。もしダブルクォーテーションで囲まない場合、スペースの前のCreoで止まってしまいます。図例はCreo 2.0ですが、Creo Elements/Pro 5.0であれば、"C:\ptc\Creo Elements\Pro5.0\bin\ptcstatus.bat"となりますし、Pro/E Wildfire 4.0であれば、"C:\ptc\proeWildfire 4.0\bin\ptcstatus.bat"のようになります。

  2. 結果を確認します。次の図は、結果のサンプルです。この結果からライセンスサーバーは、「LIC-SVR-PC」、ライセンス「PROE_FoundationADV」は、「CREO-PC」というクライアントPCの「cad-1」というユーザーが使用していることがわかります。ここで7788がポート番号で、101がハンドル番号と呼ばれています。
    ptcstatusによるCreo Parametric, Pro/Eのライセンス使用状況
    PTCFLUSHで必要な情報は、PTCSTATUSの結果(上図)から以下のようになります。
    フィーチャ名: PROE_FoundationADV
    ライセンスサーバー名: LIC-SVR-PC
    ポート番号: 7788
    ハンドル番号: 101

  3. ここでは、「CREO-PC」というPCのユーザー「cad-1」が「PROE_FoundationAdv」ライセンスを掴みっぱなしで解放されないという想定で、ptcflushを実行します。"C:\PTC\Creo 2.0\Parametric\bin\ptcflush.bat" PROE_FoundationAdv 7788 101 と入力し、Enterキーを押します。
    ptcflushの入力と実行前のコマンドプロンプト画面
    実行すると、lmutil - Copyright...だけが表示されます。
    ptcflush実行後に表示されるlmutilのメッセージ
    以上で、指定したライセンスは解放されました。

注1)ptcflush は10分毎に使用できます。10分に満たないと次のようなメッセージが表示されます。
lmutil - Copyright (c) 1989-2008 Acresso Software Inc. All Right Reserved.
lmremove: lmremove request before the minimum lmremove interval. (-64,200)
ptcflushを10分に満たない間隔で使用した場合に表示されるメッセージ

 注2)ptcflushの入力方法(構文)を忘れてしまったら、コマンドプロンプトでptcflush.batだけを実行します。そうすると、どのように入力しなければいけないか、サンプルが表示されますので便利です。
コマンドプロンプトでptcflushの構文の表示

Advanced Assembly Extensionと構想設計の良い関係

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